良い発表用資料を作るには、いくつかポイントがあります
資料を作る順番で考えると
1.テーマの設定
一番伝えたいことを決める
伝える相手と目的をはっきりさせる
2.情報の収集
根拠となる資料を集める
とっておきの写真を選ぶ
3.スライドの作成
スライド作成の前に話の流れを考える
文字を少なくする
このくらいのことを注意できるようになりたいです。
文字を少なくすることは過去に学びました。以下のページで復習できます。
さて、今回は
2.情報の収集
根拠となる資料を集める
とっておきの写真を選ぶ
を勉強しましょう。
数字やグラフはなぜ必要?
誰かに情報を伝える「発表」では、できるだけ数字を用意するようにしましょう。
なぜ数字が必要か分かりますか?
例えば、天気予報で「今日の日中はとても寒くなります」と言われたらどうでしょうか?
「とても寒い」というのは人によって感じることが違います。長袖でいいのか、上着も必要なのか、今一つはっきりしません。
「最低気温が4度です」と言われたらどうでしょうか?
これならば、上着がいりそうだと判断できます。
数字がないと、具体的な判断・正しい判断ができません。この場合は聞いた側が、自分で決めるしかありません。
また、犯罪のニュースを見て、
「最近は若者の犯罪が増えたなー」というように「最近は・・・」という人が周りにいませんか?
正しい情報が手元にない場合、過去の経験や一部から全体を想像して判断することはよくあります。
このようなことをなくすためにも正しい情報を伝えることはとても大事です。
正しく情報を伝える、客観的に判断してもらうためには、「正しいデータ」「数字」が必要です。
まずは情報を集める練習をしましょう。
情報収集の練習
今回は「歩きスマホ」「ながらスマホ」の事故について調査を行ってください。
調査した結果を報告しましょう。
調査内容
- 歩きスマホの事故事例
- 事故の特徴(発生場所や件数)
根拠や出典を載せる
調査した内容や数字を報告するときに、出典(調査データの出どころ)を提示することも重要です。
自分勝手な思い込みの内容ではないということを、話を伝える相手に知らせましょう。