Excelを使った相関分析
相関分析は2つのデータに注目して、その関係を分析する手法です。
・一方が増えるともう一方も増えている
・一方が増えるともう一方は減っている
という特徴がある場合は2つのデータに「相関がある」と言います。
例えば、気温が高くなるとアイスクリームがよく売れることは予想できますね。相関分析によって気温とアイスクリームの相関を調べることができます。
相関分析では主に2つのことを行います。
1.相関係数の計算
2.散布図の作成
相関係数は1~-1の間の数値として求めることができ、その絶対値によって
0.2以下 ほとんど相関がない
0.2~0.4未満 低い相関がある
0.4~0.7未満 相関がある
0.7~1未満 高い相関がある
1 完全な相関がある
とされ、また相関係数が正の場合は、一方が増えるともう一方が増える、正の相関と言い、
相関係数が負の場合は、一方が増えるともう一方が減る、負の相関と言います。
2つのデータを使って散布図を作ると、相関がある場合はデータが直線状に並んでいるように見えます。
ここではExcelで相関係数を求め、散布図により相関の度合いを確認します。