スズキシゲキです。友達とバンドを始めたころの私はベースで、ドラマーの友達がいなかったのでドラム音源でコピーバンドを楽しんでいました。最近ベースで一緒にやってくれる人が見つかったので今はドラムをやっています。4年くらいになります。
今もできないことが多くて、基礎練習ばかりしています。
さて、タイトルの通りですが、自分が最近感じたこととして「ドラムスティックの選び方」「長さ」について書いておきます。
まずは結論
ドラムスティックは1000円程度で買うことができます。しかし、種類がたくさんあります。長さはミリ単位で違うし商品の種類がたくさんありすぎる!
ドラムを始めたころは特に迷いました。
長いほうがいいのか?短いほうがいいのか?材質、ラッカーは?
どらを選ぶと一番上達が早いのか?
結論から言っておくと、
- 最初は標準と言われる406~407mmを選ぶ
- 長さの違いが分かるようになるくらいスティックを振る、練習しまくる
です。では以下に理由を書いておきます。
ドラムスティックの種類
あなたはここを見る前にいろいろなところで調べてすでに分かっていると思います。
以下の組み合わせで無限のドラムスティックがあります。どれを選ぶと一番いいですかね~?
- 材質
- チップの形
- 長さ
- 太さ
- 塗装
ちなみに、ドラム演奏はスティックで叩くのではありません。
遠心力などの回転する力を、指、腕、肩や体全体を使って制御することが大事です。
ドラムは叩くものだと思っている人は考え方を変えましょう。回転する力の制御をどうするのか?です。
回転する力に一番大きく関係するのは長さでしょう。
長さによる違い
長さが違うとドラムスティックを回転させたときの重心からの距離が変わります。
長さの違うスティックを同じ角度だけ回転させた場合、回転の中心からドラムスティックの先端までの距離が長いほど大きな力を作ることができます。
逆に、同じ角度を回転させようとする場合には回転の中心からドラムスティックの先端までの距離が短いほど小さな力で回転させることができます。
このことから、
スティックが長い→大きな力を作ることができる、回転の大きな力を制御しなければいけない
スティックが短い→大きな力を作るために工夫が必要、小さな力で回転を制御することができる
というように、得られる力の大きさと回転の制御はトレードオフの関係にあります。
ドラムの演奏は回転の制御が大事です。最初は回転の制御とは何か?を得るために長すぎないスティックを使いまくることを進めます。
太さによる違い
太ければ重くなります。大きな力を得ることができますが、回転の制御は難しくなります。
逆に細ければ軽くなり、回転の制御がしやすくなります。
はじめは軽いほうが良いでしょう。標準とされる太さか、または軽いものを選んで練習しまくりましょう。
塗装による違い
塗装がされているものは滑りにくいです。比較的回転の制御がしやすいでしょう。でも、引っ掛かりすぎて指の皮が痛くなるかもしれません。
塗装されていないもののほうが指の皮が痛くなりにくいかな。でも手が乾いていると滑ります。
あなたが回転の力を制御しやすいスティックはどれか?
これは分かりません。
あなたがドラムをたたくのではなく、回転の力を感じて制御しながら演奏するようになるまで、どれが良いのかあなた自身も判断できません。
だから練習しまくりましょう。
まずは標準とされる長さで練習しまくってください。
ドラムの打面にスティックをおろしたときに変な抵抗を感じない、毎回ものすごく跳ね返る。
となるまで練習しましょう。
そのあとで、長いスティックを一組購入してみる。短いスティックを一組購入してみる。自分に合う長さはどれか考える。をしましょう。
何を練習したら回転の力を制御できるのか
私はスクールなどに通わずに自分で練習をしています。本当は良い指導者に体の使い方を見てもらい修正の指導をもらうことがよいと思います。
今はYoutubeなどで、理解しやすい説明をしてくれる人がいます。まず最初はこの2つかな。
Music Salon AIRYさん
https://www.youtube.com/channel/UC-BG63fdNW0A3W-UYpF-Z9Q
山北弘一さん
https://www.youtube.com/user/yamakitakoichi
まとめ:ドラムスティックの最初の選択は
回転の制御をすることがドラム演奏の上達につながります。
最終的には自分に合う長さを選ぶのですが、長さによる違いを感じられるようになるため
- 最初は標準と言われる406~407mmを選ぶ
- 長さの違いが分かるようになるくらいスティックを振る、練習しまくる
が良いです。最後に標準と言われるものを紹介しておきます