コンピュータの接頭辞
1ビットの情報量は2です。
2ビットの情報量は4です。
3ビットの情報量は8です。
4ビットの情報量は16です。
…
ビット数と情報量の関係は分かったでしょうか?
2の累乗の形になっていますね。
つまり、nビットの情報量は2のn乗で計算することができます。
扱う情報が多くなるとビット数もどんどん大きくなります。
ビット → バイト のように単位を変えたり、数学などで勉強したように
1000m → 1km のように接頭辞を使って表現できると便利です。
コンピュータの情報も似たような方法で接頭辞を使って表現することができます。
8ビット → 1バイト
(8bit → 1Byte)
1000バイト → 1Kバイト
1000Kバイト → 1Mバイト
1000倍、つまり10の3乗倍ごとに接頭辞が変わります。
以下の表は1000、10の3乗を区切りとしたコンピュータの接頭辞の例です。
ただし、コンピュータでは2進数で計算を行うため、1000という数字は区切りがよくありません。
そこでコンピュータにとって扱いやすい2の8乗、1024を区切りとして使うことがあります。
1000を区切りとして使うのか、2の8乗、1024を区切りとして使うのか。でデータ量は大きく変わります。注意してください。
1024を区切りとした場合の2進接頭辞も規定されていますので、余裕がある人は調べてみましょう。
目次
1. コンピュータのデータ量
2. 2進数の数字と情報の量
3. コンピュータの接頭辞